2013年7月30日火曜日

GENERATIONつながり

私は、祖父、父と継いできた家業のはんこ屋の職人です。
1957年から同じ場所(渋谷スクランブル交差点の下)で同じ商売を55年続けています。
私は3代目はんこ職人になるわけです。

3代目を英語のすると'The third generation'となることを知りました。
generationでまず思い浮かべるのはTHE WHOの’MY GENERATION’です。
風車奏法が目に浮かびます。

もっと私にとって重要なことに気付きました。
大好きな少女時代の英語表記はGIRLS' GENERATION、やりました。
GENERATIONでつながりました。
やった:D

これは、初代のおじいちゃんが彫った大きい印鑑です。

線の使い方、一つ一つが勉強になります。

2013年7月26日金曜日

新しいトレンド

日本では夫婦別姓は認められていません。
但し国際結婚の場合は、相手側の国に認められていれば、夫婦別姓も可能です。
ただ、日本で主に生活するのであれば、同姓にした方が何かと便利です。

結婚した場合男性側のファミリーネームに統一することが多く、
そのため女性の苗字が変わることが多いです。
女性が結婚を機に、新しい姓でとても良い印章を作ると、
この人と一生添い遂げなければならないという気持ちが湧いてくるそうです。
なぜならば、離婚して姓を元に戻してしまうと、
せっかく作った良いはんこが使えなくなってしまうからです。
目に見えるデメリットです(笑)

印鑑はサインと同じように、パーソナルなものですから
例えご夫婦で同じ姓であっても、同じ印鑑を使うべきものではありません。

そこで、姓プラスモチーフを入れた印鑑にして、より個性的にして
夫婦の印鑑の違いを出す方がいます。

そのモチーフとして、自分のファーストネームの意味するものにするケースが続きました。
新しいトレンドでしょうか?
こちらの印鑑でファーストネームが想像できますか?


梅の花は関係ありません。


2013年7月24日水曜日

蓮を彫り台湾からのお土産届く

以前の当店で印鑑のご注文をしたことのある女性が来店されました。
弟さんが結婚することになり、お嫁さんは台湾の女性。
お嫁さんの漢字の名前に「蓮」がつくので、
ロータスと名前を彫ったはんこをプレゼントしたいそうです。

少女時代好き仲間の仲良しなお客様として、より気持ちを入れてお彫りしました。


そして、台湾のお嫁さんに渡すと大変喜ばれたそうです。
モチーフ入り印鑑をプレゼントとして本当に良かったと思ったそうです。

そして、台湾のお土産が届きました。

日本にも近い味がありますが、どれも独特です。
世界のお土産待ってます(笑)

2013年7月23日火曜日

特別な龍


もし、このようなあなただけの特別な龍が入っているはんこが欲しいとお思いでしたら、
例え海外からであっても、ご注文にはご来店頂かなければなりません。
(出来上がったハンコを送ることは可能です)

そして、職人に特別なお願いをする時には手土産が重要です(笑)
この龍の印鑑の方は3回もお持ち頂きました。
お土産と共にご来店をお待ちしております。

2013年7月19日金曜日

12ミリ丸の中の龍

龍は上昇運の象徴です。
パワーの源といわれている玉を持って、上に昇って行きます。

自分の名前と龍が入った印鑑を手に入れてみませんか。

2013年7月17日水曜日

12ミリ丸の中の富士山

東堂印章の公式WEBSITEの英語版の特徴の一つは、
モチーフ入り印鑑がネットから注文できることです。
日本語版ではネットからモチーフ入り印鑑の注文はできません。

英語版は海外向けですので、モチーフ入り印鑑を注文する場合はご来店下さい。
でも特別に富士山と龍と桜の限定モチーフでしたら、ネットから注文受けますよという感じです。

そしてその見本として12ミリ丸の中に富士山とファミリーネームを彫りました。
はんこ屋のデザインの実力を感じてください。
そしてこれは12ミリ丸の中の世界であることに気付いてください。
スゴイでしょ(笑)

2013年7月15日月曜日

アーチストかマイスターか

アメリカのシアトル在住中の日本人女性に、
当店のホームページの英語版の作成をお願いしました。
すると、職人をartistと訳してありました。
以前、アーチストと職人の違いを考えたことがあります。
アーチストには自分から表現したいものがあり、職人にはない。
職人はお客様から依頼されたものを作るだけなので、
イマジネーションはそれほど必要がなく、行き詰まることがない。
アーチストは往々にして、行き詰まることが多い。

自分は、お客様から注文を受けたハンコを作るだけなので、自ら表現したいものはなく、
行き詰まることもないので、職人です。
ちょっと普通の職人と違うとしたら、
お客様が望んでいるものより少しだけ良いものを作ろうと思っていることです。

職人はマイスターと思っていました。
ちょうどホームページの作成を依頼した会社の人が来られたので聞いてみました。
「職人はartistと訳してありましたが、マイスターではないんですか?」
「マイスターというドイツ語もありますね」
げっ、ドイツ語だったんだ。カタカナ外来語は、みんな英語と思っていたよ(笑)

あるお客様にこのアーチストとお話をしたところ
「アメリカでは寿司職人さんはsusi artistですから、はんこ屋さんも十分アーチストですよ。」
「そうなんですね。寿司職人さんがアーチストならば、ぼくもアーチストでいいですね(笑)」

ひとつの目標は、日本美術に特化しているボストン美術館から100万円印鑑の注文を
受けることなので、アーチストでやっていこうと思います。


タイプAで宝玉の中に日本語でボストン美術館と入れ、
外側の雲の中に英語表記でボストン美術館と隠し入れ、
さらに日本的なものとボストンで有名なものを入れるステキなはんこを作る自信があります。
いかがでしょうか?
はんこアーチストがお作りします(笑)

2013年7月13日土曜日

私のお店はこんな所にあります

東京、渋谷駅にハチ公広場があります。

ハチ公広場には、忠犬として有名なハチの銅像があります。
私のお店、東堂印章の初代はんこ職人である、私のお祖父は、生きていたハチにおでんをあげたことがあるそうです。

ハチ公の銅像の先に、有名な渋谷スクランブル交差点があります。

映画のロケ地としても、またその安全性からも有名です。

そのスクランブル交差点の下にしぶちかという日本で1番古い地下街があります。この地下街ができたのは1957年のことです。できた頃は、とても賑わいがあったそうです。

現在では商店街というより通路という意識で歩かれている人達が多いです(苦笑)
もう有名ではありません。

そのしぶちかの中に、私のはんこ屋があります。

鴨居まさね先生の「君の天井は僕の床」というマンガのモデルになったこともあり、ちょっと有名です。

今日、渋谷スクランブル交差点の下で、お客様からご注文頂いたはんこを手彫りしています。